2024年3月27日水曜日、今日もご予約ございます&最終回な南アフリカ日記12
いよいよ桜咲く!!なかんじですね。&花粉が・・・な、店主です。
おかげさまで今週、来週もほぼご予約を頂いて、大感謝です。昨日も当日ご予約のお問い合わせのお客様や飛び込みのお客様お断りしてしまいました。ごめんなさい。。
4月11日以降はほぼご予約がないWineとアテ円庄です。
ご予約お待ちしております。
さて、南アフリカ日記もとうとう最後です・・・なんか書き終わるとすべて終わってしまうような感じがして、サミシイ・・・です。
さて、最終日のディナーはプライベートビーチでのレストランです。
現地ガイドのアリさんの説明だと、ペンギンズビーチからこの辺はサーファーには大人気の場所ということ。別荘地でもあり、週末だけここで過ごすサーファーも多いんだとか。
おうちも別荘地って感じでした。
そして、この絶景をご覧ください!!!
遠くに見えますよね?近所の学校の子供たちが遊びに来ていました。
とてもかわいらしい笑顔だったけれど、全員が黒人で白人の子供はいなかった。。。。
ここでもやっぱりはっきり区別されているんだなって思いました。
北海道利尻昆布とは違う、巨大なものを見せてくれました。
器用にナイフでスライスさせたりしていました。
けどこれに新作のセミヨンが美味しかったんだよね。
しかも、現地での6日間の食事に疲れていた店主は、ご飯とナンチャッテでも酢飯に癒された・・・(笑)
かにの風味は出ていたし、同じく長い洋食のあとのこのグルタミン酸が溶け込んだスープは有難かった。。。(笑)
また写真のはピノなんですが、やっぱり最近は赤は圧倒的にピノが好きですな。しかし・・・値段が少しお高いのよ。。
で、夕暮れ時・・・・
あ。。。。。タメ息ものでした。この風景のためにこのレストランに来たといっても過言ではない。。。
ずーーっと、眺めていました。
朝焼けもいいが夕焼けの方が好きかな。
写真がこれだけしかないのよ。。(笑)
じつはいい感じで飲んだ後、ホテルに帰りさらに最後の夜ということで飲み会が開催され、そこで飲み、翌日は最後の最後で見事な二日酔い。。
早々にケープタウン空港でラウンジでいろんなジュースを飲んでおりました・・・😅😅😅
もちろん、日本から持って行ったのです。
これには逸話がありまして、その昔20年前、イタリア専門商社にいたときに、お客様のアテンドも兼ねてやっぱり10日間くらいイタリアに行ったことがあるんです。
イタリアは本当に美味しいのですが、それでも最後は食傷で、機内食なんて食べられず、そんなときに一緒に行ったお客様が差し出してくださった、どん兵衛。
もうね。。。。限りなく美味しくて。。。普段カップ麺など食べない店主でしたが、これが美味しくて美味しくて( ^ω^)・・・
肉類に含まれるイノシン酸を好む欧米人と魚類に多く含まれるグルタミン酸を好むアジア人の好みの差としか言いようがないこの現象。
で、機内でホットウォーターを頼んだら、こんな風に作ってくれました。
帰りの13時間フライトはなぜかぐっすり寝られました。
そして、機内で見た映画、BURIAL。
アメリカ映画なんだけど、映画よりドラマって感じなのかな??去年の9月ぐらいの公開みたいで、なんてことなく見たんだけど、これが大泣きで。。。
主演の白人男優どっかで見たことあるな――ってずっと思っていたら、「あ!!!!BOSSの宣伝の日本人を観察している俳優だ!!!」と気が付きました。
葬式ならFUNERALと思って調べたら埋葬っていう訳なんだよね。いろんな意味が込められてるなって感じでした。
日本ではネットフリックスかな??眠れる地っていう邦題だったと思う。
あらすじは、大手の葬儀会社が中小でファミリー経営の葬儀会社を買収するにあたって繰り広げられる実話に基づく、裁判劇なんだけど、そこにはアメリカにある奴隷制度時代からの歴史や私たちには理解できない差別の背景があり、それでも、勧善懲悪で、ストーリーはわかりやすいんだけど、この最後のテロップがまた泣けてしまって・・・。
特に南アフリカで差別以前の区別を見てきたので余計に感情移入してしまった。。。
じつは最後、空港でキャッシュリファウンドの申請をするかという選択があったんです。どこの国でも一緒だけれど、まあ住居人ではない外国人には消費税などが還付される制度。
南アフリカでは15%くらいが戻ってくるみたいでした。
店主もワインやら結構買ったので申請しようかと思っていたのですが、今回の案内人三宅さんのこの言葉に心を打たれてやめました。
「煩雑な申請ではありますが、僕も処理したことはあります。でも、南アフリカに寄付されるつもりで申請しないという手もあります」
この7日間でいろいろ見させてもらって、ワインだけでない見たこともないような貧困の差を感じて、こんな小さな個人ではなんもできないけど、何かできることがあるなら少しでも、と思っている店主。
もちろん、1000万とか買って(買えないが・・・(笑))150万返ってくるなら考えるが、ワインとかお土産を買ってもいくら返ってくるの???数千円???って思ったら、1食が15円という南アフリカの子供たちにも還元できるのかな??と思ってそのままスルーしました。
っていうとカッコよさげに聞こえるけど、荷物を全部見せて、レシートと照合して、そこからまたパッキングしないといけないから😆😆😆それがメンドイだけっていうのも😆😆😆
店主は思いもかけず、ワインの仕事に携わり、30年。
まさかこんなに長いこと仕事してくるとは、ワインに関わるとは想像もしていなかった人生でした。
それでも人と縁に恵まれて、世の中的にも素晴らしい環境に身を置いていられる。これは自分の力では全くなく、ただ単に偶然ここに生れてきただけで、本当に感謝しかない。
今日も売るワインにも一つ一つ物語があり、いろんな人の力や思いが詰まっている。もちろんそれは南アフリカワインだけではない。
そういうこと決して忘れないで考えながら今日もお客様に喜んでもらえるようにワインハンドリングしたいと思います。
南アフリカ日記はこれで終わりです。
来年もまた行きたいと今の時点では思っています。やっぱり海外のワイナリーめぐりは必須事項にしたいと思います。
というわけで、今日もご予約ありで頑張ります!!!
ご予約は
08091074087へのお電話、
FBメッセージ、winetoate.enshou@gmail.com
メールでもお受けしています!
新型コロナの5類への移行により、通常営業しております。しかしながら、最低限の感染対策で空間除菌装置は稼働。ご予約優先での営業は変わりません。何卒宜しくお願い致します。
Wineとアテ円庄は5名様から貸切させていただけます。6名様まではゆったり、だいぶ狭いですが、7名様まではお食事ご用意できます。
2次会は後のテーブル4名様とカウンター5名様、合わせて9名様までは座っていただけます。
通常営業に戻してからも、お食事の方はお任せのアテ料理コースで、2次会の方はワインが飲めるアテ盛でご用意しております。
当日の素材は、こちらのブログや、FBで書いておりますが、正式なアラカルトメニューはございません。
理由は鮮度を大切にしたいので、値段は毎日変動すること、召し上がる量がお人数や個人様ごと、またご趣向により変わられるためです。
また軽い2次会のアテ盛は、切ったりするだけなので、まだ店主の力量でも対応できるのですが、お食事の場合はオーダーが入ってからお出しすることがほぼ不可能と、この6年間で店主が学んだからです。
店主の修行のなさが露呈しますが、その分、コスパには命かける覚悟で臨んでおります。6年間で仕入れ先も色々助けていただける人間関係を育んできました。 食材ももちろん、ワインはアルコール業界30年の経験からコスパには絶対的な自信を持っております。 リピーターの方とお得意様率が高いのはそのあたりを理解していただているからかな・・・と思うのですが、やはり独り言営業が続くと深く考えます。。。。
大体の目安でお食事の場合、お任せアテ料理コース&ワイン(当店のノーマル価格)お一人様一本くらいの換算の量で10000円程度、当日のアラカルト的な感じ、お突き出しのちょこちょこ、鮮魚などの前菜類で、グラスワイン3杯程度でお会計6000円程度の方が多いです。
2次会な方は4名様以上の団体の方などは、アテ盛とボトルワイン飲まれて3500円程度の方が多いです。 とにかく、思いつくこと、やれることは精いっぱい頑張って店の存続に繋げたいと思います。
Wineとアテ 円庄はこんな感じで~す。
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