2024年3月19日火曜日、少しお席ございます&南アフリカ日記10
今週はほぼ満席でございます。反して、来週以降ほぼご予約ご予約ございません。南アフリカワイン絶好調入荷中✨よろしくお願いいたします。
では、南アフリカ日記の続きです。
快適なランチの後、向かったのはエルギン地区の雄、ポールクルーバー。
エルギンというところはすり鉢のようになっていて、凄い風で,この風が冷たくて、気温も低くてピノやリースリングもいいものができることを体感しました。
このポールクルーバーは店主も前から知っていて、(このマスダさんの三宅さんが一番先に輸入を始めたメーカーだそう)以前はグンとお値打ちだったが、それでも同じ程度の内容のワインを他国と比較した場合、やはり優秀だと思う店主です。
この点を加熱している日本ワインリーやそれを煽っている消費者には考えてほしいと昨今強く思います。
ワイン造りは趣味じゃあないんだから・・・。職人ってどの職種に限らず、そこを勘違いする場合が多い。勘違いっていうか、知らないんだよね。。そこをまた趣味な消費者が煽るからとんでもないブームになる。ブームが去ると・・・
焼酎も日本酒も同じです。その熱が冷めると結局生き残るのは本物だけ。過熱している日本ワインについては、作り手も価格を考えて、世界レベルとどう戦えて、だから、このワインを作って売るんだ、ということを深く鑑みてほしいと思います。買う消費者もです。過熱しているからって、なんでもほしい飲みたいばっかりで購入して、適当に飲んで、自慢で飲食店に持ち込んで、飲食店の熱意も考えず、100%持ち込みのワイン会ばっかり開催する消費者には強く警笛を鳴らしたいと思います。この持ち込み率の高さ、持ち込みオンリーのワイン会の率の高さは名古屋が異常だと、今回も東京大阪の方と同席して強く感じました。そして、だからブランドばかりで本物のワイン文化が名古屋では育って行かないだなって強く感じます。
(じつはアルコール業界の人間は同じ思いで、ただバッシングが怖くて言わないだけという悲惨な状況・・・)
ブランドやこだわりを捨てて、いろいろな飲食店のオーナーが真剣に選んだワインを偏見を持たずに飲んでほしいと強く思う今日この頃です。(と同時に、真剣に選ばない店もたくさんあるのでお気をつけ頂きたく、食事は拘っていても飲み物はブランドだけで、というお店もあるからそんなお店には持ち込みオンリーというのも理解はできます)
👇話は飛びましたが、この景色。。。
この山々、5個くらいが全部ポールクルーバーの土地です。
千代田区5個分だそうです。
そもそもポールクルーバーはワインは後発で、今もリンゴの生産出荷販売の超大手なんです。
このパパに自家用車に乗せてもらって、畑や貯蔵池などを案内してもらいました。レンジローバーのジープですが年代物。運転してもらいながら、敷地内の学校や教会の話なんかもしてもらいました。
パパと娘さん、といってもワールドセールスマネージャー。
この景色がね。。泣けるほど美しくて壮大で、でも風は冷たかった。。。(笑)これがエルギンの風だそうです。
これが貯蔵池です。これを使って畑に水を行き渡らすんですよね。この池は各ワイナリー共通で、店主が立ち上げのお手伝いをしたNZの大沢ワインズでも最初に池を作っていました。
水遣りだけでなく、冬季には凍結防止など、やっぱり水って大切なんですよ。
そうして、素晴らしい!!ワイナリーレストランへ。
もうね、ガーデンも素敵で、ほんと、ラブリーなのよ。
ワインクーラーの中の氷はりんごが入っていて、見た目にも素敵なのです。
今日の試飲のワインたち
お花も素敵に飾ってあってグレネリー同様、財閥の資金力を垣間見ました。
スタッフは黒人なのはどこも同じであった。
でもここのポールクルーバーも黒人自立の手助けをきちんとしている。
アパルトヘイト時代におばあちゃまが、雇っている(当時は賃金は現物でワインだった)黒人のために敷地内に家を建てて、学校を作り、教会まで建てた。それは現在も、もちろん使われていて、パパが車で案内してくれる時に見せてくれて、畑までは凄いトラック(日本の戦後みたいな古い型)でスタッフを迎えにきていた。
雇用する側される側という形が変わるまでには、まだすごい年月がかかるかもしれないけれど、まずは仕事があり、賃金を出し、自立させるということを形にしているのは素晴らしい志であると思います。
そして、その事実はホームページのどこにも記載されていない。(現地のホームページね)そこが正に真剣で当たり前だということ。ごめんなさい。。やっぱり泣けてくるから店では聞かないでね。。
このなんでもないお芋のローストが抜群に美味しい。サラダもラブリーでSBがぶ飲み。
ボケていますが・・💦このビーフが今回一番の美味しさで、もうね、ピノがぶ飲みなわけ。
ライスコロッケ(アランチーニですね)もたぶん日本を意識してくれたんだと思う。今回は本当におもてなしの心を感じました。
何気に美味しくていっぱい食べたブロッコリーの湯がいたのんの上にあげた玉ねぎ。
ご予約は
08091074087へのお電話、
FBメッセージ、winetoate.enshou@gmail.com
メールでもお受けしています!
新型コロナの5類への移行により、通常営業しております。しかしながら、最低限の感染対策で空間除菌装置は稼働。ご予約優先での営業は変わりません。何卒宜しくお願い致します。
Wineとアテ円庄は5名様から貸切させていただけます。6名様まではゆったり、だいぶ狭いですが、7名様まではお食事ご用意できます。
2次会は後のテーブル4名様とカウンター5名様、合わせて9名様までは座っていただけます。
通常営業に戻してからも、お食事の方はお任せのアテ料理コースで、2次会の方はワインが飲めるアテ盛でご用意しております。
当日の素材は、こちらのブログや、FBで書いておりますが、正式なアラカルトメニューはございません。
理由は鮮度を大切にしたいので、値段は毎日変動すること、召し上がる量がお人数や個人様ごと、またご趣向により変わられるためです。
また軽い2次会のアテ盛は、切ったりするだけなので、まだ店主の力量でも対応できるのですが、お食事の場合はオーダーが入ってからお出しすることがほぼ不可能と、この6年間で店主が学んだからです。
店主の修行のなさが露呈しますが、その分、コスパには命かける覚悟で臨んでおります。6年間で仕入れ先も色々助けていただける人間関係を育んできました。 食材ももちろん、ワインはアルコール業界30年の経験からコスパには絶対的な自信を持っております。 リピーターの方とお得意様率が高いのはそのあたりを理解していただているからかな・・・と思うのですが、やはり独り言営業が続くと深く考えます。。。。
大体の目安でお食事の場合、お任せアテ料理コース&ワイン(当店のノーマル価格)お一人様一本くらいの換算の量で10000円程度、当日のアラカルト的な感じ、お突き出しのちょこちょこ、鮮魚などの前菜類で、グラスワイン3杯程度でお会計6000円程度の方が多いです。
2次会な方は4名様以上の団体の方などは、アテ盛とボトルワイン飲まれて3500円程度の方が多いです。 とにかく、思いつくこと、やれることは精いっぱい頑張って店の存続に繋げたいと思います。
Wineとアテ 円庄はこんな感じで~す。
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