お茶

Wineとアテ 円庄はこんな感じで~す。          
上の青い文字のところをクリックしていただくと、お店の内容を詳しく書いています。
住所 〒460-0003 名古屋市中区錦3-6-15たての街ビルB2

電話 080-9107-4087
Mail winetoate.enshou☆gmail.com(☆を@に変えてくださいね)

早いお時間のご予約のお客様がお帰りになり、そのほかのお電話も鳴らず、
ヒッジョーに寂しいWineとアテ円庄店内です。

先週からお抹茶を立てられるようにしました。
実はこれは開店当初の構想でありました。
よくお寿司屋さんとかで、「お会計お願いします」って言うと、
すかさずフルーツやべったら漬みたいなのを〆に出してくれるではないですか、
で、それのマネっ子で、お会計の済まれた後お出ししよう思っていたのですが、
実際営業を始めてみると、時間的なタイミングであったり、お湯を沸かしていたりと、
なかなか構想だけで、実現できませんでした。
でも、やっぱ、抹茶はいいな~と思い、とりあえずお茶碗、茶筅、と持ってきました。

私は高校生の途中からお茶のお稽古を始めました。
(現在体重増加のため正座ができなく、遊びにたまーーに行くだけですが(;^_^A)
父の高校の同級生が表千家の先生だったので身近ではありましたが、
実は小さいころからお墓参りに行くと、お寺さんが出してくれる抹茶が大好きだったのです。
そして、どこかに御呼ばれしたときに、恥をかかない程度に、ということもあり、
楽しく通っていました。
その父の友人の先生はとてもとても博識で丁寧な方で、いわゆる茶道の先生の概念からは外れていました。
まず、お茶はお客様におもてなしでお出しするもの、だから美味しくなくてはいけない。
というお考えが一番根底にあります。
なので、お作法もその精神にのとって教えてくださいました。だから、わかりやすい!!
東京にいたときはカルチャーセンターに通っていたので、余計にその差が理解できました。
カルチャーセンターに通って一番びっくりしたのが、お茶をたてる時のお茶の量が多い!!と怒られたことです。
(後で聞いたところ、そういうところの抹茶は粗悪で苦いので、
少なく、薄く少量でないと飲めないから・・らしいっす。)
そして、お茶とお菓子はきちんとしたもの、お道具はすべて本物。
そう、私のお薄は升半さんの、ってのは、三つ子の魂百まで、で、この時から培われています。
お菓子は私が世界で一番美味しいと思う錦の川口屋さん。
お茶碗も、なつめも、お釜も最初からそれに慣れていたのでわかりませんでしたが、
あり得ないくらい高価な本物を使わせてもらっていました。
掛け軸も花器も茶室にあるものすべてが、それはそれは表千家の宝物みたいなもので
それが、お稽古に普通に使われていました。
足がしびれて立ち上がることができなくても、お点前を忘れても、
高いお茶碗を選んで使っても決して注意されることはありませんでした。
お免状を強要されることもなく、こちらの質問にはすごい量の教養で答えてくださいました。
ただ、お客様をないがしろにすることにつながる場合のみ、かなりきつく叱られました。

そんなわけで、事細かな知識はありませんが、「いいな~」と感じられることと
何より美味しいな、と思っていただけるようなお茶をたてる自信はあります!!
私に余裕がないと無理ですが、もしもしよろしければ、ぜひ〆にでもお薄を一服どうぞ、です。



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